231225 理髪店サインポール修理 コメントする / お手伝い 事例紹介 / By sukikososigoto 知り合いの床屋さんから「突然、サインポール(赤・青・白のグルグル回る看板)が」回らなくなった」と連絡がありました。様子を見に行くとモーターの回転音はしますが回っていません。もちろんサインポールの修理など初めてです。恐る恐るバラして、モーターを単体で回してみると回りました。しかし、その状態で回転軸を手で押さえると止まってしまいます。モーター音は止まりません。モーター内で空回りしている感じです。 ということはモーターを交換すればなおるということ。しかしこんなモーター、私は初めて見ます。バラすのも初めてなのだから仕方がありません。とりあえず、ネットで「サインポール」「モーター」と検索。古くなって汚れてしまったシールをヒントに探していきます。ちなみに(M8 8X20R 100VAC 3.5W 50-60?? 94/113rpmCW KITA)と書いてあるようです。 新しいモーター(左側)を購入できました(ヤフオク経由)。形状もコネクターもいっしょ、そのままポン付けできそうです。 購入前に販売元に問い合わせたところ、喜田アイディア(サインポールのメーカー)のモーターはほとんどがこれで 間違いがないそうです。プロがそういうなら大丈夫!ということで購入を決断できました。(マロリーモーターという名前です) 「94/113rpm」は回転数を表しています。形状が似たモーターがアマゾンでもたくさんありましたが、回転数が合うものが見つかりませんでした。 ↑コネクターの形状 新しいモーターを取り付けます。モーターはビス2本で止まっているだけです。モーター軸も軸穴に刺さっているだけでスプラインで嵌合しているとかありません。軸にゴムが被せてあってその摩擦だけで動力を伝えているようです。なんかスゴイ。もちろん、これでバッチリ回転するようになりました。 ここからはオマケ。 壊れたモーターをバラしてみました。 案の定、ギヤが割れていました。↓ それにしてもこんな小さなギヤで回しているなんて・・・。